給付型奨学金ってどんな制度?

お子さまから、

高校を卒業したら大学や専門学校に行きたいと言われ、

授業料を調べてみると、その金額に驚いたことはありませんか?

十分な貯蓄があれば、応援できるのに、

子供の夢をお金がないからという理由であきらめさせたくないですよね。

でも、奨学金を借りたり、もらったりすることで

お子さまの進学の夢をかなえてあげることもできますよ。

今回のコラムでは

日本学生支援機構の給付型奨学金制度についてお伝えしますね。

給付型奨学金ですので、返す必要がありません。

お金をいただいて学校に通うことができます。

これまで、家庭の経済的な理由で進学をあきらめていた方には嬉しい制度です。

では、その条件や金額などはどのようになっているのでしょう。

給付型奨学金の条件は?

給付型奨学金の対象になるための条件には

学校の成績の基準と

家庭の収入や貯蓄の状況などの両方の基準を満たす必要があります。

1)学力の基準

 
 

高校の2年生までの(申込までの)すべての科目の評定の平均が3.5以上あること

または

将来、社会で活躍しようとする目標をもって、進学しようとする学修意欲があること

のどちらかを満たすことが条件になります。

この、学修意欲の確認は

レポートや面接で確認をします。

高校の在学期間中に申し込む予約採用の場合は、

高校が、レポートや面接で学修意欲の確認をします。

成績の平均が3.5以上でなくても、あきらめないでチャレンジしてみましょうね。

2)家計の基準

家計の基準は、

学生本人と生計維持者(父・母・父母がいないときは生計を支えてくれている人)の所得と資産の条件があります。

所得の条件は

住民税非課税世帯またはそれに準ずる世帯になります。

家族構成と収入に応じて、第Ⅰ区分・第Ⅱ区分・第Ⅲ区分に分けられ、

その区分に応じて奨学金の金額が決まります。

 

図1:給与所得者の場合の目安

例えば、

会社員のママ・学生本人の2人家族の場合、

収入207万円以下の場合第Ⅰ区分に該当します。

 

図2:給与所得者以外の場合の目安

自営業の方の場合は、売上から経費を引いた所得で計算をします。

学生本人と自営業のママとの2人家族の場合

所得が125万以下で第Ⅰ区分に該当します。

 

ただし、この例はあくまでも目安です。

自分が家計の基準で該当するかどうかは

日本学生支援機構の

進学資金シミュレーターで確認できます。

シミュレーションの結果が

給付型奨学金の対象と判定されたとしても

住宅ローン控除やふるさと納税などで住民税が安くなっていても

対象にならない可能性もありますので気をつけましょう。

資産の条件は

生計維持者が2人の場合2,000万円未満

生計維持者が1人の場合1,250万円未満です。

資産の対象になるものは、現金・預貯金・株などの有価証券などになります。

また、保護者が亡くなって支払われた生命保険金も資産の対象になります。

3)給付される金額は?

給付される金額は、世帯の収入や進学先、自宅通学か自宅外かで異なります。

例えば、第Ⅰ区分で国立大学に進学、自宅外からの通学の場合

ひと月の支給額は66,700円になります。

日本学生支援機構のホームページより

4)給付奨学金の対象者は授業料の減免も受けることができる

給付奨学金の対象者は入学金や授業料の減免も同時に受けることができます。

この手続きは、進学後、進学先の学校で手続きをしますので、入学の案内の際、募集の時期を確認しましょう。

5)貸与奨学金も借りることができるの?

日本学生支援機構の給付型奨学金の対象になって、

給付される奨学金だけでは不足する場合、

日本学生支援機構の貸与奨学金を借りることはできないのでしょうか?

日本学生支援機構の奨学金には

利息がつかない第一種奨学金と

利息がつく第二種奨学金の

2種類ありますが、

大学に進学した場合

第Ⅰ区分と第Ⅱ区分に該当する方は

第一種奨学金はほとんど借りることができません。

そのため、第二種奨学金を借りることになります。

6)手続きの流れ

高校から必要書類を受け取って申込の期限を確認

インターネットで申し込み情報を入力し、必要書類を学校に提出

インターネットで申し込み後、マイナンバーをJASSOで簡易書留で郵送

↓  ↓  ↓

採用候補者決定

↓  ↓  ↓

進学(進学した学校に進学届を提出)

↓  ↓  ↓

進学届を提出後、奨学金の振込があります。

詳細は日本学生支援機構のホームページで確認してくださいね。

 

私の子どもは現在浪人中ですが、

先日、卒業した高校に連絡をして手続き書類をもらってきました。

浪人中のお子様も予約採用の申込はできますので、

卒業した高校に連絡をして、手続き書類をもらってくださいね。

手続きの締切は、5月13日くらいのようです。

気になる方はお子様の学校に問い合わせをしてみてくださいね。

給付型奨学金は今まで経済的な理由で進学をあきらめていた方にはとてもいい制度です。

注意することは、給付型奨学金は入学後にしか振り込まれません。

そのため、進学までにかかる受験料や入学金などは一旦自分で払う必要があります。

たとえ国公立であっても、

センター試験の受験料

前期・後期の受験料

交通費、宿泊費

入学金

滑り止めの私立大学の受験料、入学金の一部など

それなりにお金が必要です。

そのようなお金も事前に準備しておきましょう。

 

お役に立ちましたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

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