こんにちは!
福岡・久留米の女性のためのファイナンシャルプランナー
新田真由美です。
証券会社で口座を作る時に「特定口座」と「一般口座」を選ぶ画面が出てきて、どっちにしたらいいのかわからなくなったこと、ありませんか?
今回は特定口座と一般口座の違いについてお伝えします。
一般口座とは?
通常、株式や投資信託などを売却して利益が出た場合、税金を払います。
一般口座では、年間の利益や損益を自分で計算して確定申告をします。
特定口座とは?
特定口座は、証券会社などの金融機関が確定申告に必要な「年間取引報告書」を作成してくれます。
さらに、「特定口座」には「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」とがあります。
源泉徴収あり
「源泉徴収あり」の場合、利益から自動的に税金が引かれます。
そのため、確定申告をする必要はありません。
夫の扶養に入っている主婦の方の場合、「源泉徴収あり」を選択すると、どれだけ儲けたとしても扶養から外れるという心配もありません。
ただし、会社員の方が年間の利益が20万円以下の場合、確定申告をしなくてもよいという決まりがあります。
そのため、年間の利益が20万円以下であれば「源泉徴収あり」を選択すると利益から税金が引かれてしまうので、余計に税金を払ってしまうというデメリットがあります。
源泉徴収なし
「源泉徴収なし」の場合、証券会社から「年間取引報告書」をもらって自分で確定申告をする必要があります。
自分で損益の計算をする「一般口座」に比べると「年間取引報告書」がもらえるので確定申告は楽かと思います。
「特定口座」は未公開株が買えない!
「特定口座」は税金の申告の面で見ると手間がありませんが、「未公開株」を購入することができません。
なので、「未公開株」を購入したい場合は、「一般口座」を作るといいですよ(*^^*)
ここまで、「特定口座」と「一般口座」の違いについてお伝えしました。
お役に立ちましたら嬉しいです!(^^)!