銀行にお金を預けていても、全然お金が増えない。
老後のためにお金を増やしたい。
国がiDeCoやNISAなどの資産運用でお金を増やすことを推奨している。
そんな理由から、資産運用を始める人が増えています。
そうは言っても、資産運用って損をして失敗するじゃないの?
そんな理由で資産運用を始められないことありませんか?
ここでは、投資の初心者が資産運用に失敗しないためにどうしたらいいかについてお伝えします。
こんな資産運用は失敗する!
一度に大金を投資する
初心者の方が資産運用で失敗する原因の一つが一度に大金を投資をしてしまうことです。
短期間で大きく稼ぎたいあまりに一度に大金をつぎ込むと、購入した商品の価値が下がるとたちまち大損をしてしまいます。
また、安い時に買って高い時に売るというのが投資の鉄則ですが、タイミングを見極めることは投資のプロでも難しいことです。
資産運用で失敗しないためには、一度に大金を投資するのではなく、期間を分散してコツコツ投資をしていくことが大切です。
一つの商品に投資する
例えば、A社の株だけに投資をした場合、A社が倒産してしまったら購入した株はただの紙くずとなってしまいます。
そうならないためにも、一つの商品に投資をするのではなく、いろんな会社やいろんな国に分散をして投資をすることが資産運用で失敗しないコツになります。
資産運用初心者はどうしたらいい?
それでは、初心者の方が資産運用で失敗しないためにはどうしたらいいでしょう。
毎月一定の金額を投資
投資の初心者の方が資産運用を始める場合、慣れるまでは少額を毎月コツコツ投資することをお勧めします。
例えば、あなたが物販をしていると仮定します。
下の図のように値段が変わる商品を毎月1万円ずつ購入してみましょう。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 合計 | |
値段 | 1000円 | 2000円 | 500円 | 1000円 | 40,000円 |
買える個数 | 10個 | 5個 | 20個 | 10個 | .45個 |
そうすると、
1月は1,000円だったので、1万円あったら10個買うことができますね。
2月は2,000円になったので、1万円をだしたら5個しか買えませんでした。
3月は500円に値下がりしたのでなんと20個も買うことができました。
4月には1,000円になり、10個買うことができました。
4ヶ月で合計45個の商品を買うことができました。
それを1,000で全部売ってみましょう。
そうなるとどうなりますか?
1,000円のものを45個売ったら45,000円になりますね。
値段が毎月変わるものを毎月同じ金額を出して買っただけなのに利益が出ますね。
なぜそうなるのかというと、値段が安い時にたくさんの個数を買うことができるからです。
投資の鉄則!安い時にたくさん買って高い時に売る
投資は値段の上がり下がりで儲けたり損をしたりするので、なるべくだったら安い時にたくさん買って、高くなったら売りたいところですが、タイミングがすごく難しいと先ほどもお伝えしました。
けれども、このように毎月同じ金額で投資をすることによって、値段が高くなったときには少しだけ、値段が安くなったときにはたくさん買えるということが自動的にできるようになります。
初心者の方はこのような仕組みを利用して、毎月同じ金額を積み立てていくことをお勧めします。
会社や地域を分散して投資
次に、1つの商品に投資をするのではなく、いろいろな会社や地域、株や債券などに分散して投資をすることも大切です。
例えば、株価と債券の値動きは逆の動きをします。
株価が下がったときには債権は値上がりする傾向にあります。
また、日本の株価はバブルが崩壊した後もなかなか株価が回復しませんでしたが、アメリカや他の国は右肩上がりに株価が上昇しています。
ですから、日本だけでなく海外の株に投資する商品も組み合わせて購入するようにしましょう。
まとめ
ここまで、投資初心者が資産運用で失敗する原因と、失敗しない方法についてお伝えしました。
資産運用に興味があるけれど、何から始めていいかわからない方には不定期で
「初心者向け資産運用講座」を開催していますので、リクエストしてくださいね。
リクエストは「お申込フォーム」から「初心者向け資産運用講座リクエスト」と書いてリクエストしてくださいね。