住宅ローンを借りるとき、通常、団体信用生命保険に加入しますので、契約者が亡くなった場合住宅ローンの支払いが免除になります。
団体信用生命保険にもいろいろな種類があります。
がんになったら、住宅ローン免除
急性心筋梗塞になって所定の状態になったら、住宅ローン免除
入院したら一時金がもらえる
などなど
いろいろ比較していくと、上手に住宅ローンと組み合わせることで、
加入中の生命保険も見直しできると思います。
そこで、今回は、福岡銀行と西日本シティ銀行の住宅ローンの団体信用生命について比較してみました。
福岡銀行の団体信用生命保険
住宅ローンが免除になる条件
がんの場合
融資日から91日経過後に、生まれて初めてがんと診断された時(皮膚がん、上皮内新生物は除きます)
急性心筋梗塞・脳卒中の場合
融資日から3ヶ月を経過した日の翌日以降に、急性心筋梗塞は60日以上の労働の制限、脳卒中は60日以上の言語障害・運動失調・麻痺などが継続した時
5つの慢性疾患の場合
高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎で就業不能状態になり、12ヶ月を超えた時
その他の保障
●がんと診断されたら100万円、上皮内がん・皮膚がんと診断されたら30万円をもらえます。
●入院したら入院一時金をもらえます。
●さらに契約者が入院したら、入院中の住宅ローンが免除されます。
参照:福岡銀行「八大疾病保障」
西日本シティ銀行の団体信用生命保険
住宅ローンが免除になる条件
・がん(上皮内新生物・皮膚がんは除く)と診断された時
・10疾病(糖尿病・高血圧性疾患・腎疾患・肝疾患・慢性膵炎・脳血管疾患・心疾患・大動脈瘤及び解離・上皮内新生物・皮膚がん)で継続180日以上入院した時
その他の保障
●5日以上入院したら10万円もらえます
●31日以上入院したら期間中のローンの返済額が免除になります。
参照:西日本シティ銀行「11疾病保障入院プラスα」
住宅ローンを組んで団体信用生命保険に加入したら、保険は必要ない?
住宅ローンの団体信用生命保険、とても充実している印象です。
こんなに充実していたら、民間の医療保険は要らないのではと思いますが、もしもがんになって住宅ローンが免除になった場合団体信用生命保険もなくなります。
そうなると、入院したときにもらえる一時金などの保障もなくなります。
フル装備の医療保険は必要ないかもしれませんが、日額5000円でもいいのであったほうがいいと思います。