補助金の前にやっておこう! 数字が苦手な起業女性のための「お金の見える化」3ステップ

「補助金、気になるけど…うちって何に使えばいいんだろう?」
「申請したいけど、何を書けばいいか分からない…」
そんなご相談が増えてきました。
補助金についての詳しい内容はこちら

売上アップに使える補助金ってどんな制度?

実は、補助金の前に必要なのは、“お金の流れの整理”=見える化
お金の流れが整理されている人は、補助金の使い道も明確で、申請もスムーズです。

今日は、数字が苦手な起業女性でもできる「お金の見える化」3ステップをご紹介します!

✅ STEP1:やりたいことを“具体化”して、目的と効果を明確にする

補助金でやりたいことがあるなら、まずはそれを「言語化」して整理しましょう。

書き出すポイント
① どんなことをしたい? SNS広告を出す/ピラティスマシンを買う/ホームページを新しくする
② その目的は? 集客したい/売上を増やしたい/業務効率を上げたい
③ 期待する効果は? 月の問い合わせ数が倍に/作業時間が3時間短縮/売上20万円アップ
④ かかる費用は? HP:20万円/広告:5万円/機材:15万円など
⑤ 自己資金は? 今ある貯金 or 売上の中からいくらまで出せる?(例:10万円)

✍️ここで見えてくるのが
「本当に補助金を使って今やるべきか?」
「どこまでなら自己投資として出せるか?」という“判断軸”です。


✅ STEP2:自己資金を書き出す(支払いに備える)

補助金は原則「後払い」。
つまり、いったんは自分で立て替える必要があります。

ここでは、“今あるお金の全体像”を把握します。

資金の種類 内容 金額(例)
銀行口座① 事業用のメイン口座 350,000円
銀行口座② プライベート兼用口座 120,000円
現金 手元にある現金など 30,000円
売掛金見込み 今月振込予定の売上 80,000円
👉 自己資金として出せる上限 ※生活費・税金を除いた金額 100,000円程度

💡ここで「補助金を使っても出せる上限」を把握しておくと、
無理のない計画を立てることができます。


✅ STEP3:お金を「使っていいもの/ダメなもの」に分類してお金の計画を立てる

通帳にお金があっても「全部使っていいわけではない」ことを明確にするステップ。

🔸 使っていいお金

  • 自己資金から自由に投資しても良い分(余剰資金)

  • 補助金対象になる経費の立替分

  • 将来の売上に直結する使い方ができるお金

🔸 使ってはいけない or 優先的に残すお金

  • 税金(所得税・消費税など)

  • 補助金対象外の経費(振込手数料、消耗品など)

  • 生活費・運転資金の最低限必要な額

✍️Excelや紙で「この10万円は広告に/この3万円は税金用」など分けておくと安心です。


🧭まとめ

この3ステップを行うことで、補助金申請の際も

  • 「なぜその経費が必要か」

  • 「どういう効果を見込んでいるか」

  • 「自己資金でどこまで負担できるか」

が明確になり、採択率も補助金を使った後の効果もグッと上がります!

何から始めていいかわからない方は
FPちょこっと相談ご利用くださいね!

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