こんにちは!
福岡の女性のためのファイナンシャルプランナー
新田真由美です。
今回は家計相談のお悩みをいただきました。
私(34歳) アルバイト・彼(38歳)会社員
相談内容
毎月なるべく貯蓄をしたいのですが、出費が多く毎月赤字です。
また彼が喫煙者なので月にたばこ代で30,000円くらいかかっています。生活費が足りずカードを使ってしまって、毎月繰り返しています。
この状況をどうにかして変えたいです。
収入
支出
なんとか貯蓄をしたいと頑張っている相談者さんですが、
毎月現金が足りず、カードで支払いをしていて追いついていないようですね。
携帯電話代と保険料から見直そう
まず、改善したいところは、
携帯電話代と保険料。
携帯電話代が2人で28,000円は高いです。
キャリア携帯のまま続けたいのであれば、ドコモだったらahamo、ソフトバンクだったらLINEMOなどの格安プランに変更を検討してみてはいかがでしょうか?
動画をよく見るなどであれば、自宅にWiFiを引く。そうした場合、携帯電話代と合わせて15,000円くらいまで下げることはできそうかと思います。
次に保険料ですが、まだお子様のいない2人家族でしたら、そんなに保険に加入する必要はないのでは。
貯蓄がない状況の場合、突然の入院に備えて、入院日額5,000円から10,000円くらいのシンプルな医療保険に見直してみましょう。
そうしますとお二人で8,000円くらいにすることができそうです。
また、保険で積み立てをしているようですが、目的に合っているかどうか。
ここはどうでしょうか?
将来のために貯蓄であれば、現状がままならない状況で積み立ての保険に加入するのではなく、一旦解約するか払済保険にして保険料の支払いをやめてみましょう。
使途不明金を把握
さらにクレジットカードの利用の内訳が把握できていないので、クレジットカードの明細を見て何に使ったのかを把握してみましょう。
それほど贅沢をしていないのにという場合、1,000円未満の支出が結構あります。
例えば、
カフェでお茶をした
100円ショップで買い物をした
コンビニでスィーツを買った
自動販売機でジュースを買った
気がついたらサブスクの契約をたくさんしていたなど
1,000円未満の支出についてはさほど使った感覚がありませんが、積み重なると割と大きな金額になりがちです。
いつの間にかお金を使っている場合は
お金を使うたびにレシートをもらっておきましょう。
家計簿をつけることができれば一番いいのですが、
それができない場合は、
月に1回レシートを確認して
必要だったお金には〇
無駄遣いだったお金には×
どちらでもなさそうなお金には△
をつけるようにして
自分の無駄遣いが多い項目から自分の行動を見直して×に使うお金を減らしていく努力をしましょう。
その他、彼のたばこを減らしてもらう。
タバコは健康にはよくありませんし、金額も値上がりしてますよね。
ストレス解消にはなりますが、いいことはあまりないので、1日に吸う本数を減らしてもらうなどお願いできるといいですね。
もちろん、それでお二人の関係が悪くなるといけないので無理にはお勧めしませんが。
クレジットカードを使うのをやめる
そして、クレジットカードでついつい使いすぎてしまう場合は、ボーナスで一旦整理した後、クレジットカードを使わない生活をしてみる。
これがかなりきついと思いますが、クレジットカードに頼りすぎてしまうといつか家計が破綻してしまいます。
脅すようで申し訳ないのですが、一回クレジットカードを使わない生活をしてみることが大事です。
もしも、どうしてもクレジットカードを使いたい場合は、
使うクレジットカードを1枚にする
クレジットカードを使ったら使った分を封筒などに取り分けておく
などの工夫をしましょう。
私のお小遣いも予算に入れよう
使途不明金が多い場合、実は自分自身のお小遣いを予算に入れていないケースも多々あります。
自分自身のお小遣いも予算に入れて計画的に使うようにしておきましょう。
収入を増やす
どうしても支出が追い付かない場合は、副業などをして収入を増やすことも考えましょう。
事情があって仕事を増やせない場合、家にある不用品をメルカリなどで売ってみるなどおススメです。
不用品が売れると嬉しくて、家じゅうを売れるものはないかなと探すので不用品の整理をすることにも繋がります。
まとめ
携帯電話と保険の見直し
使途不明金を10万円から5万円に減らし、
相談者さまのお小遣いの予算に入れてみることで22,000円の貯蓄ができるようになりました。
赤字の家計と向き合うことは怖いですが、一度真剣に向き合ってみないと解決できません。
家計に不安がある方は相談してくださいね。
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