2024年4月26日の深夜、
円安が加速して1ドル158円を突破しました。
ゴールデンウイーク直前ということもあり、
これから海外に出かける人達にとっては、
本当に災難…
そもそも円安ってなぜ起きたの?
いまさら聞けない、
これからできることは何?
という人も多いのではないでしょうか?
この記事では、
円安の原因と
これからできる対策についてお伝えします。
円安の原因は日米の金利差
円安の原因は、簡単に言うと、
「日米の金利差」です。
日本がずーっとマイナス金利で
日本の定期預金の金利が0.001%とか言っている間に
アメリカ10年物の国債は、4%台になっています。
ちなみに日本の10年物の国債は、2024年4月現在0.5%です。
4%と0.5%の利率の違い、
どう思いますか?
単純に比較して、
4%のところに預けたいって思いませんか?
金利が高いアメリカに預けたい
↓
ドルを買う人が増える
↓
円安が進む
そんな流れで、円安がずっと続いているっていう状況です。
なぜアメリカの金利が高いの?
では、なぜアメリカの金利が高いのでしょうか?
アメリカでは、ずっと物価上昇が続いていました。
物価上昇が続くとどうなりますか?
国民の生活が困りますよね。
アメリカの労働者の賃金は上がっていますが、
物価高に追いついていません。
そうなると、国は何らかの対策をしなくてはいけません。
通常、物価上昇を抑えるためには、
銀行が貸出する金利を高くして
景気の過熱を抑える対策が取られます。
今回も異常な物価上昇を抑えるために
金利を上げてきたわけです。
2023年後半
物価上昇も落ち着いてきたところで、
そろそろ、金利を下げていこうかとしていたところ、
イスラエルでの戦争が緊迫した状態になりました。
戦争が起こると
原油の供給がストップする
原油の供給がストップすると
物価上昇が起こる
物価上昇がこれからも続きそうだ
また金利を高くして物価上昇を抑えよう
こんな感じでアメリカの金利は高い状況が続くだろう
というのが市場の予想です。
円安の対策は?
これからも円安が続くとしたら
私たちはどのような対策が必要でしょうか?
資産の中に外貨を組み入れること
これが必要になります。
資産の中に外貨を組み入れるためには
ドルを買っておく
アメリカの会社の株を持つ
アメリカの国債を買う
このようなことをすることで円安の対策ができます。
でも、アメリカの会社の株を買うとか
アメリカの国債を買うとか
どうやって買ったらいいの?
って思いますよね。
これまで投資をしたことがない
投資初心者の場合、
「投資信託」を買うことが一番簡単です。
「投資信託」は、
わかりやすく言うと、
いろんな会社の株や債券が入っている
パッケージのようなもの
お菓子の詰め合わせ
みたいなイメージですね。
2024年から
新NISAも始まりましたし、
新NISAを利用して、資産の中に外貨を取り入れていくのも一つの方法ですね。
そこで、これから資産運用を始めてみたい方のために、
「初心者のための資産運用講座」開催します!
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